寝

随分寝た。
昼過ぎに起きて、飯を食ってからまた５時頃まで寝ていた。
眠くて仕方なかった。
普段、４～５時間くらいの睡眠で過ごしても平気な私だが。
９月半ばに風邪を引き、さらに先々週の試験から先週の小旅行、昨日の仕事と、休めない休日が続いた疲労がまだ残っていたらしい。
久々の何もない休み。あまりじっとしていられない性質の私だが、とにかく寝ていたかった。

何だかいろんな夢をみた。
幸せなものも、切なく悲しくなるものもあった。
夢は、満たされない欲望の鏡というが。
だとしたら私は、やはり相当の刹那主義者らしい。
過去や未来の夢は全くと言っていいほど見ない。
常に、今の私がそこにはいる。



起きたら既に夜だった。
コンビニへ車で行った。半分寝呆けていたのか、おかしな感覚につきまとわれた。
いる客や店員、全て見知った顔な気がして仕方ないのである。
だが、冷静に考えれば、ありそうなことだ。
特に幹線に面していない、よく行くコンビニ。よく行く時間帯。
そこにいる面子は、かわりばえしないほうが自然である。
思い直し、ラークマイルドを二つだけ買って出た。

明日も休みだ。天気も良さそうだ。
明日になれば、またじっとしていられなくなるに違いない。