Break on through,to the other side
人は「側」を作る。
こっち側。向こう側。
自分のいる世の中の周りには、壁があるって信じてる。
地球がまだ平たかった頃、海の向こうには大きな滝があって、
その下でデカい化け物が大口をあけて待ち構えていたってさ。
今だって、変わりゃしない。
狭苦しいなかでひしめき合って、そうしてこれで世界の全てだと信じきっている。
誰でも、いつのまにやら、「こっち側」に慣れきってしまって、
「側」から出るのが面倒になる。
「向こう側」らしきものを怯え、憎み、
「向こう側」から搾取して「向こう側」へ排泄しながら生きている。
サル山のサルと何が違う?
出されたものだけただ食べて。出した糞尿はいつの間にやら無くなってる。
そんなサルと、君は。何が違うんだい?
「向こう側」へ突き抜けろ。
「向こう」に何かがあるんじゃない。
「こっち」が「向こう」の片隅で、ごにょごにょ蠢いてるだけさ。
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