2006-05-03

なぜブログが流行るのか

真鍋もすなるブログといふものを、三治もしてみんとてすなり。
 
今や、世の中ブログである。ネットコミュニティの50%は2ちゃんねるとブログで出来ているといっても過言ではあるまい。
匿名性と有名性。ネット界は二極分化を始めたようだ。
何でだろう。どっちともつかずなチャットサイトからネットにはまり、こうして有名性の極であるホームページを運営しつつ2ちゃんも好きな私が考えてみる。
 
結論。
求めるものの違い。
ネットはやはり、現実とは異世界である。常に同時的双方向干渉を求められる現実と違い、ネットでの会話は片方向の折り重ねである。
そこに、現実に近いもの、バーチャルリアリズムとしてのコミニュケーションを求める者。
逆に、現実の仮想ではなくネットをネットとして、匿名書き込みにより現実の自己から逸脱し、より自由な行動を求める者。
両極化が進んでいるのではないだろうか。
 
ただ、一見相反するこの二つの感情だが、実は両方の思いを抱く人も少なくはないのではないだろうか。
他ならぬ私である。
誰なのか、それは俺だ。と思いつつ、匿名性を失いたくはない。
現実の知り合いにネットでの所作全て晒すなぞ出来る話ではない。
 
だから、中間形態の、ログが残らず一期一会な感覚が失われないチャットを最も好むのだが。
今や衰退しているところを見ると、どうやら少数派のようだ。

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