2006-06-30

僕の右手を知りませんか

忙しい毎日が続く。
とはいえ、前の仕事に比べたら大したことはない。
スーパーの年末は、文字通り地獄だ。しかも、あまりの忙しさに今目の前の事に囚われすぎ、日一日と変わる売れ筋を見越した計画を作れない奴が必ず出る。
埋め合わせは、いつだって私だ。かといって机にへばりついては下につくの人の士気に関わる。
勢い、脳と体を別々に動かすことになる。2週間ほど、一日19時間労働というキ○ガイのような条件下でその毎日が続くのだ。
その労働条件よりも、思うように仕事が出来ない苛立ちから、辞めてしまった。

今の仕事は。朝は早くても7時に出ればいいし、夜も7時を回ることは稀だ。
土日も、この時期こそ休日出勤が続くものの、だいたいは休める。
そこそこの成果が上がり、まずまずの評価は得ているが。まだ何か、煮え切らないものが燻っている。

小さな頃から、何をやってもそこそこだった私は、何かのために努力したという経験が無い。
必死に努力したことはあるが、いつだってその時の間に合わせである。
学校の勉強。部活。バイト。いつだっていきあたりばったり。

先のことなんてわからない。今やらなきゃいけないことが。今しか見えない。そう言い訳して、逃げていただけかもしれない。

逃げる?何から?

そもそもそれすらわからない。
あてもない妄想を繰り返すだけで、明日の夢を思い描いたことなどないのだ。
かといって、平穏無事な人生を、なんて退屈にも耐えられないからタチが悪い。
わざわざ苦難の道を選びたがるフシが、私にはある。
受験勉強。就職活動。終身雇用。貯金。それらが必要なものだとは、どうしても思えないのだ。

何をすればいいんだろう。
何をすべきなんだろう。
何をするために生まれてきたんだろう。

まるで思春期の少年のような思いから、未だに抜け出しきれない私である。

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