2006-10-11

我思う故に我在り

別にデカルト懐疑論の話をしたいわけではない。
我というのは他でもない、私のことである。

朝から暇だったので、このブログを一通り読んでいたのだ。
観念的すぎるものが多い。
昔話が多い。
自己完結的で、話がわかりにくい。
下手くそな文章だ。
何でわざわざWebで公開しているんだろうと思ってしまった。
私個人に余程興味がある人でもなければ、興味がないだろう内容である。
そうしてまた今も、チラシの裏にでも書けばいいような呟きを、わざわざ公開しようとしている。

今の仕事に就く前の、求職活動中。
履歴書には必ずある、「自分の長所・短所」の欄。
既に3度目の転職で、私という人間を受け入れられない会社には入っても仕方ないと考えていた。
だから、毎回自分の思うありのままを書いた。

長所。論理的に根気良く物事に向き合い、自分で判断できること。結論を急がず諦めないこと。
短所。考えすぎること。指示について考え、行動が遅くなる場合があること。

ハローワークに募集をかけるような仕事の、私が採用担当者であったなら。
こんな奴は、まず採らない。
兵卒の募集に、将校にしろと言ったようなものだ。
今の会社は、よく採ってくれたもんだと。そこだけは感謝している。

他に何もないのだ。
顔がいいわけでもなく。身体的に優れているわけでもなく。
性格にも問題があり。素行はだらしがなく。社交性も皆無。
勉強熱心でもなく、頭がいいわけでもない。少なくとも学歴で言えば中の中だ。
唯一、私がこの世を渡る為に神が与えた力は、いつまでだって考えていられることだと思っている。
考えることと、考えて出した仮定の蓄積だけが、私の財産なのだ。

『雑念の置場』というタイトルだけは、意外と良く出来たんではないかという気がしている。
 
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